スタイリスト・数野雄介の自己紹介
本と珈琲とサッカーをこよなく愛する、Opusクリエイティブディレクターの数野雄介です。
山梨県甲府市に、1980年3月22日、季節外れの大雪の日に生まれました。
小さい頃は、父の影響で、気づいたらサッカーボールを蹴っていました。
最初の記憶は、サッカーボールを無くし、母親に「もう三つ目よ!」と、怒られたこと。
ボールは友達ですから、どこにでも一緒だったんですね。
(最近のボールは本当にカッコイイですね)
キャプテン翼の影響でさらにサッカー熱は加速。
砂場でオーバーヘッドやスカイラブハリケーンの練習もしました。
1つのことに熱中する性格なのは、この頃から健在でした。
なので、ラジコンやプラモデルなど、1つも持ってませんでした。
(もしかしたら、少し浮いていたかも。)
中学に入学してサッカー部に所属しました。
当時は、ドーハの悲劇とJリーグ開幕で、空前絶後のサッカーブームでした。
(その中心はもちろんキングカズ)
高校・大学もサッカー部でしたね。
「俺、昔、スゴかったんすよー」と、言える経歴もありますが、
サッカーを通して、自分の礎となる、毎日練習することの大切さ、毎日の地道な積み重ねの大切さ、を身につけました。
そして、東京に行けばなんとかなるという理由で、18歳で東京に来ました。
(やっぱり東京はオシャレでした)
日本大学文理学部体育学科を卒業し、22歳で山野美容学校に入学。
この経歴を話すと、今でも、いろいろな方から「なんで美容師になったの?」と、聞かれます。
大学時代クラスメイトに、モード学園とWスクールをしている友人の影響もありました。
(僕とこの友人は、体育学科では、やっぱり少し浮いていたかも)
1番の美容専門学校に行こうと思ったの理由は、自分の髪型をもっとうまく切れるようになりたかったからなんです。
かなり人見知りなんで、美容師さんとのマンツーマンは、
気遣うし、
やりたいヘアスタイルをうまく伝えられないし、
大丈夫かどうか聞かれても言いづらいし…(汗)
カットが終わると、本当に汗びっしょり。
我慢大会みたいで、カットしてもらうって本当に疲れるなぁ。と、
結果、自宅の洗面所で合わせ鏡をして、自分で,切るようになりました。
そうは言っても22歳で美容専門学校に,行き始めましたからね。
レールに乗ってそのまま美容師になりました。
26歳でカットとパーマができるスタイリストとなり、だんだんお客様を担当することが増えてきました。
「30歳でトップスタイリストになる」と、いう目標を入社時に立てて、ギリギリ達成したものの、時間に追われ、一人一人のお客様としっかり向き合うことができず、そこから停滞期に入ります。
「どうしたら、もっとうまくなれるのか」
「どうしたら、もっとお客様に満足して頂けるのか」
「どうしたら、もっとお待たせせずに、スムーズにできるのか」
自問自答の日々。
なんとなく美容から離れてみたり、カリスマ美容師の外部セミナーに行ってみたり、3年間ほど、悶々とした日々は続きました。
この頃から、本を読む習慣が身につきました。
(最近、読んでいる本)
そして、ある日、衝撃が走る出来事が起こります。
1番の憧れの美容師・植村隆博さんが亡くなりました。
(植村さん、本当に凄かったです)
植村さんが残した言葉の数々の中に、「どこで、誰に、どのように学 ぶか」という言葉があり、植村さんが創設したDDAに行くことを決意。
(ちょうどその時、この本を読んで、DDAに行く覚悟を決めました)
DDAとは、日本最高峰の美容師の為のヘアデザインアカデミー。
昨年、2つのカットのコースを受け、悶々とした日々から脱却。
脱却できたのは、DDAに行って、自分に自信が持てるようになったこと。
そして、自分でも成長を、実感できたことです。
しかし、ここでは満足してないのが、武士らしい僕の特性。
「どうしたら、もっと成長できるのか」
本当に自分はどう生きたいとか、自問自答の日々。
(自分の声を聞く為に、すごく勉強になった本)
その時、サッカー日本代表がブラジルW杯で惨敗する。
本田圭佑選手が、「新しいモノサシ作り」を始めたので、自分も「新しいモノサシ作り」をやってみた。
(YOUも新しいモノサシ作っちゃいなよ!なんて言わないだろうけど、言われた気がした)
そして、35歳まで半年という時に、決意する。
「今までやってこなかったことをやろう」
と、いうことで、カットとパーマだけではなく、カラーもできるように勉強することを決意しました。
(やっぱり覚悟を決める時は、この本を読みます)
未知なる世界に飛び込んで、ワクワクしてます。
1月からカラーを基礎から徹底的に勉強する為に、DDAのBASIC COLOURコースに通います。
(2015年DDA要項と、去年、受講したDDAのNEW BASICコースとSALON BASICコースの様子)
お客様から、もっと安心してヘアスタイルをお任せして頂けるように、確かな技術を身につけたいです。
安心の次に、満足があり、満足の次に、感動があると思っています。
どういう形であれ、生涯現役美容師であるために、死ぬまで鋏を持って、お客様を担当できるように、健康管理にも気を配りたいと思います。
無理しすぎることが多々あるので…。
そして、いつか美味しい珈琲が飲める喫茶店をやりたいです。
(こんな雑誌に載っちゃうような喫茶店が理想ですね)